アーキペラゴゼミ 豊島編

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アーキペラゴゼミ 豊島編

未来に残したいふるさと

2015年07月02日


知人の話です。
「初めてダイビングした時、あまりのうつくしさに感動して、
あたし、ちゃんとゴミ分別しなくちゃ!って思ったの。
このうつくしさは未来の子どもたちに見せてあげたいな、って。」

私は、未来の子供たちに残したい景色を知っているだろうか、
と思いました。
豊島には大きな看板が掲げられています。
「豊かなふる里
  わが手で守る」



有害産業廃棄物が豊島に持ち込まれた、日本最大規模の不法投棄事件。
豊島の人たちは長い年月をかけて、この言葉を実行してきました。
いま、産廃処理は82%(5月末時点)まで進んでいます。
※廃棄物等の総量は919,252トン → 詳しくは廃棄物対策豊島住民会議

豊島の人たちが、命をかけて守ろうとしたものは何なのか、
だったら、自分た守りたい大切なものは何なのか…。
どこか遠いところではない、
豊島に立って、自分の足元から感じてみませんか。

廃棄物対策豊島住民会議のリーダーの一人であり、長老たちの意志を継ぐ
石井亨さんを講師に迎え、7月も豊島ゼミを開講します。

(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 :2015年7月18日(土)
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 10:00 豊島、交流センター 
     解散 12:30 同上

※ 高松港発9:07の高速艇が便利です。宇野港からの直近の便は9:05着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 帰路は家浦港 15:10発→高松港16:00着、家浦港17:20発→高松港17:55着もあります。
※ 事情により講師が代わる場合もありますことをご了承ください。

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。

※ 豊島に前泊されたい方は民泊がおすすめです。
       
■お申込方法■
------------------------------------------------------------
・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
------------------------------------------------------------
を明記の上
7月 16日(木)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-813-1001
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームより
ご連絡ください。


豊島ゼミの概要
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html


7/18(土)豊島ゼミ *終了しました

2015年06月26日


7月の豊島ゼミ、日程が決まりました。
7/18(土)です。

とりいそぎ、お知らせいたします。
前回の様子や次回のご案内など、改めてブログにアップします。
前回から講師は、石井亨(とおる)さんにお願いしています。


石井さんの著書「未来の森」2007年刊。
「豊島事件から地方議会へ この国の姿が見えてきた」

発行:農事組合法人てしまむら
著者:石井とおる

サヌキス、ルビー商會で購入できます。
(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 :2015年7月18日(土)
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 10:00 豊島、交流センター 
     解散 12:30 同上

※ 高松港発9:07の高速艇が便利です。宇野港からの直近の便は9:05着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 帰路は家浦港 15:10発→高松港16:00着、家浦港17:20発→高松港17:55着もあります。
※ 事情により講師が代わる場合もありますことをご了承ください。

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。

※ 豊島に前泊されたい方は民泊がおすすめです。
       
■お申込方法■
------------------------------------------------------------
・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
------------------------------------------------------------
を明記の上
7月 16日(木)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-813-1001
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームより
ご連絡ください。


豊島ゼミの概要
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html


6/20(土)豊島ゼミ *終了しました

2015年05月27日


豊島ゼミ、6月の日程が決まりました。
砂川さんのご都合がつかず、砂川さんの推薦で石井享さんに講師をお願いしました。

視察時の砂川さんのお話から……
 「豊島住民は一生懸命やったんですけど、一向に解決の道がみえない。
  そこで考えました。
  これはもう県会にださなんだら 県がしたことをチェックするのは県会やけん、
  その県会がぼんやりしとるからこういうことになる。

  それで県会議員を豊島から送ろうじゃないかという提案をいたしました。
  “そんなもん豊島から県会議員出したって当選できるかいな”
  という声もあったんですけど、いや、やります、やりましょうと。」

豊島事件を語る砂川さんの主語は「豊島住民」です。
唯一、砂川さんが主語になるのは「勝手連」という名称の選挙運動です。
 
  「わし、中岡さんという書道の先生と二人で17軒回りました。
   こう目星つけて行っとるかんな、わしと中岡さん、
   この人なら賛成してくれるじゃろうと思って行ってる。
   “やらんかい、すぐ事務所作れ”って、
   みんな応援してくれました。
   誰だすかもわからんのに、そういう風な勢いがつきまして、   
   中坊先生にも“急ぐんじゃろ、誰だすんじゃ?”と聞かれましたが、
   誰だすんかわからん。」

候補者未定のまま選挙事務所ができ、のぼりがたちました。

  「明日の晩に二人ずつ連れて3人で来てください、と言うたら
   50人が寄ってくれました。
   そこで、こういうことをやりたいと言ったら、よっしゃ! と。
   もう公示がそこにきとるから、明日の晩も頼むで言うたら
   その50人が二人ずつ連れて150人が寄ってくれました。
   “明日の晩には公示は決めておりますな?” と言われ、
   39歳の独身の百姓 石井亨という男。
   この男に目星をつけた。」

長老たちの意志を継ぐ石井享さんが、豊島ゼミで話します。


石井さんの著書「未来の森」2007年刊。
「豊島事件から地方議会へ この国の姿が見えてきた」
ルビー商會で購入できます。

発行:農事組合法人てしまむら
著者:石井とおる

(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 :2015年6月20日(土)
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 10:00 豊島家浦港桟橋 
     解散 12:30 同上

※ 高松港発9:07の高速艇が便利です。宇野港からの直近の便は9:05着になりますので、
  家浦港の豊島交流センター等でお待ちください。
※ 帰路は家浦港 15:10発→高松港16:00着、家浦港17:20発→高松港17:55着もあります。
※ 事情により講師が代わる場合もありますことをご了承ください。

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。
※ 豊島に前泊されたい方は民泊がおすすめです。

       
■お申込方法■
------------------------------------------------------------
・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
------------------------------------------------------------
を明記の上
6月18日(木)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-811-7707 (5/29まで)
TEL:087-813-1001 (新事務所6/1~) 
Mail:info@archipelago.or.jp
もしくはお申し込みフォームよりご連絡ください。

概要
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html



豊島へ行こう2

2015年05月22日


   皆さんの資料の中に「豊島へ行こう」という地図がはいっております。
   ちょっとご覧いただけますか。
   「豊島へ行こう」ということは、どうしてこういうことになったか。

   豊島の人が作ったらこれは「豊島へいらっしゃい」と、
   こうなるんでしょうけれど、高松の人たちらが
  「豊島の問題は私たちの問題ネットワーク」という
   ネットワークを組んでくださいました。
   その人らが「豊島へ行こう」と、作ってくれた地図です。

先述↑は、豊島ゼミで講師の砂川三男さん(87歳)が必ず語るエピソードです。
住民運動を、豊島の外から応援する団体が集まって
「豊島の問題は私たちの問題ネットワーク」(通称/豊島ネット)は結成されました。



   マスコミがどんどんとりあげるもんですから、支援の声がでてきた。
   さきほどの「豊島ネット」、あの人らが豊島を宣伝してくれ、
   全国から31万人の署名をとってくれました。
   豊島住民に、31万人の署名とれいうても、ようとれんですわ。
   今でも豊島ネットは豊島に対して協力してくれております。
   アースデイという世界環境問題の催しを、豊島でやってくれています。
                   (豊島ゼミ 全文文字起こしより)



5/31(日)、豊島でアースデイも今年で19回目。
産業廃棄物の不法投棄事件と四半世紀以上も闘ってきた豊島の人々を、
島の外から支援する各種団体が中心となり、
「未来あるくらし」をみつけてみようと始めたイベントです。

今年は半農半Xを提唱している塩見直紀さんの講演とワークショップを行います。
京都の綾部で実践しているお話から、自分たちの場合は?を
その場で考えていく体験型の2時間(13:00~15:00)
不法時投棄現場の見学(10:30~12:00)、生物調査、海岸清掃(8:00~9:00)、歴史探訪など
スペシャルプログラムで豊島を楽しんで!



【申込方法】
facebook経由→facebook.com/earthdaykagawa
FAX.087-851-8750/アースディ事務局
豊島へのアクセスと申込書のダウンロード版→http://bit.ly/1EW2WzN
問い合わせ→ 090-8699-5998・真鍋/アースディ事務局

締切を過ぎても受け付け中!!
高松発はチャーター船があります。
定員になったら、定期の高速艇をぜひご利用ください。

(Text.豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)
*私はアースディかがわin豊島実行委員も兼ねています。今回はアースディのお知らせでした!


豊島へ行こう1

2015年04月28日


長らく更新が滞っていました。
これからの季節、豊島はどこを見るでもなく
自転車で走るだけで気持ちがいいところです。

豊島ゼミ、次回の開講は日程を調整中です。
日程が決まるまで、いくつかこぼれ話を…。

豊島ゼミでは、豊島事件に関する資料が配られます。
住民運動を率いた【廃棄物対策豊島住民会議】が作成した、
住民のみなさんの署名入り文章「豊かさを問うⅡ」という冊子をはじめ、
県への公開質問状や兵庫県警摘発時の聞き取り、土壌分析結果もあります。



公害調停成立10年に編まれた「豊かさを問うⅢ」は、
これまでの35年間から次世代へ、継承の想いが込められています。
砂川さんの話を聞いた後に資料を読み込むと、より深く心に残ります。