高松港から高速艇で35分、豊島(てしま/瀬戸内海)へ行きましょう。
今回は高松から直行便のチャーター船でご案内します。
写真の看板は「清水があなたを待っている」
“Shimizu” is waiting for you.
豊島中学校の生徒会が2015年に作成したものです。
グラウンドで部活に励む子たちが、自転車で走り抜ける私に
「こんにちはー!」と元気な声をかけてくれました。
以来、ジャージ姿の中学生とすれ違う時のあいさつが楽しみです。
豊島の小学校と中学校は、2016年から併設校になりました。
中学校が小学校の敷地にお引っ越し。
島の人口は約900人、だれもが顔見知りの島です。
瀬戸内国際芸術祭で、観光客が押し寄せた今年、
ガイドブックでは案内しきれない豊島。
魅力は、豊島に暮らす人々との出会いにあります。
豊島に生まれ育ち、家族が食べる米と野菜を作り、家庭を営み、
島の未来へつなぐ暮らしが息づいています。
それは、特別な暮らしではなかったのに
豊島に有害産業廃棄物が持ち込まれるようになって激変しました。
ゴミはどこからきたのでしょう。
そのゴミはどうなったのでしょう。
11/12(土)、
豊島事件を小学生と大人で一緒に考えるイベントを企画しました。
住民運動を率いたリーダーのお一人の屋敷で、収穫のミニ体験もしましょう。
80年以上、農業が営まれてきた土地です。
米をつくり、野菜を育て、果樹を植えた暮らしが未来も続くように。
Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ
------------------------------------
豊島ゼミ 親子編
日程●2016年11月12日(土)
時間●8:00集合(県営高松桟橋)~16:00解散(県営高松桟橋)
参加費無料
くわしくはこちら →
申し込みは専用ページから →