くらしを考えるアート体験、【リビングアート in 檀山】のレポートです。
午後から日差しが見え、ため池に景色が反転。左手奥に「さいごの家」が見えます。
10時に家浦の交流センターに集合して、豊島1周からスタート。
甲生(こう)地区から檀山をながめ、潤沢な水をたたえた檀山の構造と石について
今日の講師、石井亨さんから聞きました。
続いて、 唐櫃(からと)地区にある清水。湧水をくんで、今日のお茶にします。
檀山山頂にある岡崎公園から、高松側を眺めました。
檀山の山頂にある「さいごの家」が今日の会場です。
戦後の国策であった檀山開拓の話を、ここに暮らした石井さんが語ります。
昨年夏に行われたリビングアートの様子を、企画協力者の橋爪さんが紹介。
いまの風景と昨年の様子をみながら、さらに開拓当時のくらしへ各々のまなざしを重ねます。
昼食は島のおかあさんがご厚意で作ってくださいました。
郷土料理の黒豆ごはんとごう汁。豊島でとれた野菜のサラダ4種、そしてケーキ。
おいしくて、おかわりをしながら会話がはずみます。
午後は開拓の斜面を歩いて、開墾した土地の広さや檀山の形状を見ました。
大王松とまつぼっくりが、あまりにも大きいのでびっくりです。
ぽつりぽつり、それぞれに感じたことを話し、ときに静かに眺める。
そんな特別なひとときを共有しました。
次回のご案内は、このブログに書きます。
(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)