瀬戸内国際芸術祭の夏期間、豊島(てしま)も観光客でにぎわっています。
豊島から帰る船、高松行きのチケットを買うために
30分前にはすでに長蛇の列。
回数券の私も、整理券をもらうのに並びます。
豊島でレンタカーを借りる手続きの最中、
お店の携帯電話は鳴りっぱなし。
レンタサイクルはありますか?の問い合わせです。
私はレンタカーを予約して来ました。
でも、火曜日はうってかわって凪のように静か。
豊島美術館などの休館に合わせて、
高松~豊島間の高速艇はダイヤが変わります。
唐櫃(からと)便もありません。
行きの船に乗る時、「帰りは整理券ですか?」と
船長に混雑ぶりを確認するくせもつきました。
豊島ゼミは、この混雑ぶりに8月の開講を保留にしています。
火曜日なら午後から開講できるかなと思いつつ…。
有害産業廃棄物不法投棄事件の現場、
いまは処理が進んでいる現場を視察するには、
廃棄物対策豊島住民会議(住民会議)に事前申込が必要です。
今日の明日では、視察ガイドの手配がつきませんが
県の施設見学はできます。約20分のビデオ鑑賞があります。
2015-7-18撮影
2016-7-14撮影
2枚の写真を見比べて、変化の違いをみつけることより、
その場に立って感じてほしいと思います。
見ることができるのは、今だけです。
豊島ゼミは、住民運動の組織「住民会議」のリーダーのひとり
石井亨さんを迎え、現場を視察します。
世界に類のない、現状回復。
ごみを無害化するという事業の性質。
豊島住民の闘い。
2017年3月末日で処理は終わると言われています。
処理が終わるとは、どういうことでしょうか。
豊島ゼミ、日程を調整します。
Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ
こころの資料館。四方の壁におさまらない住民運動の年表です。