この日の豊島ゼミは午後から片山邸近くを散策しました。
片山邸から山側に歩いて数分。静寂の「首なし地蔵」です。
願いを叶えてくれるということで地蔵堂に積まれた石の首を持ち帰り、願いが叶えばお礼に豊島石で彫られた石の首を持ってくるんだそうです。今も無数の頭があり、最近は「頭にいい」ということで勉学祈願にも訪れるそう。
前から来たかった閻魔様の「家浦観音寺」。
写真撮ろうとしても、
なぜか圧倒されて撮れない閻魔様の目とその像数。
なんでこんなに沢山並んでるの?
管理されてるお母さんの説明に私達は驚きの返事しか出来ません。
閻魔様はいつからここにあるのかも分からない、多分200年か300年近くになるのかも・・・。
小さい頃は閻魔様の像と遊んでいたとか・・・。
でも本来ここは「県指定文化財木造観音立像」で有名らしい。ぜひ訪ねてください。しばし座り込んで見入ってしまう不思議な空間です。
土庄町教育委員会の方の話によると、
この閻魔様よりも、正面の観音像が古く平安時代に建立されたそうです。
そのときの時価を世話している人に教えてあげたら、その後、文化財に指定され、ガラス板が入り、警報機がつけられたそうです。
18日の豊島ゼミの参加者は砂川さんの話を熱心に聴き、心を打たれ涙する場面も。
同じ気持ちになり、ごく普通にどうして?
と思ったことは砂川さんに随時質問をし、
この日の「心の資料館」は砂川さんの説明に寒さも忘れるほどでした。
4月の豊島ゼミは22日の予定です。