アーキペラゴゼミ 豊島編

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アーキペラゴゼミ 豊島編

傍聴してきました

2016年10月30日



豊島(てしま/瀬戸内海)の廃棄物処理がどうなるのか、傍聴してきました。
10月最後の日曜日、豊島廃棄物等管理委員会が高松市で開かれました。
テレビカメラが2台、記者席も10人弱が座っていました。
「いつもなら3社なのに、今回は多いわね」と、
毎回傍聴して議事録を発行してきた
「豊島は私たちの問題ネットワーク」の人が言います。

冒頭、豊島側から
「残り5か月、我々豊島住民は安全確実な進行管理を
非常に心配しています」という発言がありました。
廃棄物対策豊島住民会議の事務局長 安岐正三さんです。

また廃棄物が見つかった、という9月のニュースから
10/1時点で処理対象量は約91万5千トン、
2017年3月の処理完了は本当にできるのか、というのが
今日の焦点です。



今後の掘削計画や処理量アップのための対策を聞きました。
廃棄物輸送船「太陽」をこれまでの隔週土曜日運航から
毎週土曜日運航へ、つまり日曜日をのぞいて運航とし、
直島環境センター内の屋根のあるところに一時保管をする。
地下水汚染対策については、
永田委員長から厳しい声が聞こえました。
「議論していない」
「表だけで終わりにするんじゃなくて、きちんと説明を作ってくださいよ。
配慮してくださいよ」と県に対して審議のやり直しを求めました。

豊島側から
「フォローアップ委員会の関与について、現場の原状回復、
調停条項に書いてあることを入れてください。
地下水の浄化確認も入れていただきたい」と要望がでました。
永田委員長は
「処分地の管理についても(フォローアップ委員会の説明の箇所で)
あってもいいと思いながら聞いていました」と発言されました。
公害等調停委員会が
「引き続き見守りたいと思います」と言えば
「見守るだけでなく積極的に管理していきましょう」と永田委員長。

「処理完了は29年3月末と見込んでいる」と県は発言し、
資料の束にもそのように明記してありました。
次回の処理協議会は12月に開催予定です。

文責:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ




10/29(土)午後、豊島ゼミ開講します *終了しました

2016年10月15日


10月は最終週の土曜日午後に豊島ゼミを開講します。
30日は棚田の収穫祭。
瀬戸内国際芸術祭の秋会期中なので、
帰りの船を気にせず豊島に1泊したいところです。

2017年3月の完了予定を前に、9月に続いて新たな廃棄物が見つかりました。
県議会の冒頭で香川県知事が話しているところが、夕方のテレビで放映されました。
産廃処理の様子はどのようになっているか、実際に見て
住民運動のリーダーのお一人から話を聞く豊島ゼミです。

(Text:豊島ゼミコーディネーター 山下ナミ)

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次回の豊島ゼミ

実施日 : 2016年 10月29日(土)
参加費 : 2,000円 (全て住民会議経費:資料代、バス代、ガイド料)
時 間 : 集合 13:00 豊島交流センター 
     解散 15:00 同上

※ 高松-豊島のアクセスはこちらをご参考にどうぞ。
※ 豊島に前泊ならこちらをご覧ください。
      
■お申込方法■
------------------------------------------------------------
・参加者名
・電話番号(当日連絡が取れる携帯番号など)
・当日移動の場合、どの港から?
------------------------------------------------------------
を明記の上
10月 27日(木)までに
◎NPO法人アーキペラゴ 
TEL:087-813-1001
Mail:info@archipelago.or.jp 
もしくはお申し込みフォームよりご連絡ください。


概要
http://www.archipelago.or.jp/outline/teshima-seminar.html



【参加費無料】2016年11月12日(土)豊島で『ごみ』と『自然』を見て、感じて、考えよう

2016年10月14日

自然を大切にしながら生活するってどんなこと?
豊かな島『豊島(てしま)』で考えてみよう。



香川県では2番目に大きい豊島(てしま)は、農業・漁業・酪農が盛んで、とても豊かな島でした。
産業廃棄物が捨てられるようになり、島はどんどん変わりました。
産廃処理施設での処理は2017年3月に終了する予定です。

もとの美しい島を取り戻そうとしている豊島。

産廃処理場では豊島事件のことを知り、『砂じいの郷』ではオリーブ摘みや稲刈りをして島の農業・自然を体験しましょう! 


産廃を運ぶトラック

産廃を運ぶトラック

産廃が持ち込まれた現場(2016年7月撮影)

産廃が持ち込まれた現場(2016年7月撮影)


もみまき(2016年5月撮影)

もみまき(2016年5月撮影)

育ってきた稲(2016年9月撮影)

育ってきた稲(2016年9月撮影)


ごはんを炊くかまど

ごはんを炊くかまど

栗拾い(2016年9月)

栗拾い(2016年9月)

イベント概要

開催日2016年11月12日(土)※荒天延期(延期の場合12月3日予定)
時間8:00集合(県営高松桟橋)~16:00解散(県営高松桟橋)
募集人数25名(6歳以上のお子さまと保護者)
参加費無料
主催・お問合せNPO法人アーキペラゴ
〒760-0051 香川県高松市南新町4-9 2F
TEL: 087-813-1001/FAX: 087-813-1002
共催日本NPOセンター
協力四国EPO
協賛東京海上日動火災保険株式会社
後援環境省

スケジュール

08:00集合(県営高松桟橋)
08:30高松港 出港(海上タクシーで移動)
09:00豊島家浦港 着
09:30産業廃棄物処理施設 見学
11:30産業廃棄物処理施設 見学終了
11:45『砂じいの郷』 着
12:00農業体験プログラム スタート
◆砂じいの郷でできた野菜を使ってお昼ご飯をつくろう
◆収穫体験をしよう(オリーブ摘み/稲刈り)
※収穫する農作物は天候などによって異なる場合があります。
※お飲み物は各自ご準備ください。
15:00農業体験プログラム 終了
15:30豊島家浦港 出港(海上タクシーで移動)
16:00高松港 着~解散

持物

  • 手袋(農作業用)
  • タオル(汗ふき用などに2枚程度)
  • 飲み物(水筒が望ましい)
  • 天候対策グッズ(日よけ・雨具など)

服装

  • 動きやすい服装(長袖・長ズボンの着用をお勧めします)
  • スニーカーもしくは長靴

※都合により終了時間は前後する場合がございます。
※プログラム中に撮影したお写真やアンケート内容を東京海上日動火災保険株式会社、またはアーキペラゴのホームページなどに掲載することがあります。ご了承いただけない場合はスタッフへご連絡ください。

高松県営桟橋のりば


お申し込み方法

こちらの専用フォームからお申し込み下さい。