アーキペラゴゼミ 豊島編

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アーキペラゴゼミ 豊島編

【お知らせ】豊島片山邸、[ber de HITAKI] プレオープン

2011年07月25日

アーキペラゴが一部お借りしている片山邸にbar de HITAKIがプレオープンしました。


 

 


 

200年前は門番が住んでいた隠れ部屋で古文書に囲まれて、

苦学画家の油絵を眺めながら、

樹齢700歳の蘇鉄と向き合って縁側のカウンターで、

茶室に腰掛けて実はとてもエキゾチックな庭の石造動物の存在理由に思いを馳せながら、

「夢酔境」という名の上の間でうつらうつらしながら、、

あるいは少し歩いて海岸の堤防に腰掛けて男木、女木、屋島を望みながら、

また、ただただ海の香りを嗅ぎながら、

 午後のワインやお茶を、お楽しみください。

 

豊島の光と風を楽しむため、厳選されたフランス産やイタリア産、チリ産のワインを適温に冷やして、皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

 

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★開店日:毎週火曜日、木曜日の午後2時ー5時(これ以外の時間帯や休日もご相談承ります)

★アクセス方法:

 基本アクセス方法 

  高松港から 高速艇で家浦港まで その後巡回バスを利用

  宇野港から フェリーで家浦港まで その後巡回バスを利用

 応用アクセス方法

  海+陸  家浦港まで高速艇やフェリーで到着し、その後タクシー(往復2400円)を利用

  海    甲生港まで海上タクシーをチャーター

 時々可能アクセス方法

  時間と状況があえば、家浦港までお迎えお送りすることができることもあります。

  たまに、家浦港から甲生港まで漁船でお送りすることができることもあります

  (片道30分)

★メニュー

 ワイン

  シシェル 赤・白(フランス)      500円(グラス) 3000円(ボトル)

  コノスル 赤・白(チリ)      500円(グラス) 3000円(ボトル)

  シャブリ 白(フランス)      700円(グラス) 4000円(ボトル)

  モノポール 赤(フランス)     700円(グラス) 4000円(ボトル) 

  ブルゴーニュルージュ(フランス) 1000(グラス)   7000(ボトル)

  スプマンテ            2500(ハーフボトル)

 お茶

  生ミント茶(冷・温)       500

  クリームティ           1000

※フォトナムメイソン茶葉とスコーン/クロテッドクリームとベリージャムを添えて      抹茶               500

  コーヒー(冷・温)        500円(フェアトレード豆にて) 

 生ビール              500

 食べ物

  地タコのパスタ          1500円(裏の畑の野菜サラダと一口ワインを添えて)

  タコのカルパッチョ        1000

  ときのもの            時価

  なにかあまいもの         時価

   ※ご不明な点は、店主までお問い合わせください。(09043363104 栗生)

 


【募集】7月31日

2011年07月20日

今月の豊島ゼミは7月31日です。

今回、大豆プロジェクト(7月17日)で豊島にて島の方の話を聞いて
非常に参加したくなったスタッフ北川です。
実際に体験し、本当に心から感じた方からの言葉は人の心を打ちます。
そんな「学びの場」である豊島ゼミ、なるべく多くの人に知ってもらい
これからの未来につなげていけたらと思います。


 

 

以下、豊島ゼミ詳細です。

日時

2011731日(日)

 

スケジュール

1000    豊島家浦桟橋集合

10:00~12:00  「こころの資料館」見学&砂川三男ゼミ

12:15     交流会館到着(講師交代)

12:30~13:00  昼食(葉月の滴弁当)@すだじいの森(または壇山展望台)

13:00~16:00  豊島の母なる水を辿るゼミ 講師:石井とおる

壇山?すだじいの森?唐櫃清水?棚田(豊島美術館)?泉屋

16:00~17:00  振り返り会@泉屋

         (米粉パンにジャムまたはパテ、飲み物はオプション)

1710 解散(家浦桟橋または甲生港桟橋)

 

費用

3500

内訳:2000円 豊島住民会議バス・資料・施設見学・ガイド料

1000円 食事代(お弁当、振り返り会の軽食)

500円 母なる水を辿るゼミ授業料

 

服装

 動きやすい恰好、スニーカー、帽子

 

持参品

  お茶、敷物(お弁当を食べる時に使う)、筆記用具、雨合羽

 

講師

 砂川三男

 石井とおる

料理

 細川学

監修

 真部秀孝

サポート

 堀尾春代

コネクター

 栗生みどり

 


【報告】6月26日|豊島ゼミ参加者の感想から

2011年07月18日

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「豊島」を知る事で
豊島の不法投棄の問題から
私たちの生活、これからの社会、生き方など様々な事を考えさせられる豊島ゼミ。


今回は前回、参加して下さった方の感想を一部ご紹介させていただきます。
また参加して下さった皆様、ありがとうございます。
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高松に住んで初めて豊島という島がある事を知って、
豊島問題についてはほとんど何も知らない状態で豊島に来ました。
砂川さん・石井さんのお話を聞いて自分の想像以上の大きな問題を知って驚きました。
この事について、もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。
自分自身の生活についても考える機会をいただいて、
本当に貴重な経験になりました。
また豊島に来たいです。
もっとモノを大事にしてゴミを減らす努力をします。
ひとりひとりの誠意が大事だと改めて感じました。
まずは自分が変わる事から始めていきます。
今日は1日ありがとうございました。

高松市在住 マリさん

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色々な場所を見て、
お話を聞いて本当に何回も胸が一杯というか、涙が出そうにもなりました。

約30年もの間、闘い続けてきた島の人たちのすごさに感動しました。

ゴミの問題についても、
今まで自分がいかに無関心だったかということに
まず気づくことができ、
これからはもっと違う意識で自分も毎日出すゴミについて考えてみようと思いました。

それから、豊島の自然の豊かさにもすごく驚きました。
色々な所をまわれたのも良かったです。
私も山で生まれ育ったのですが、街で暮らすようになると
便利さばかりを優先させる生活を送っているなぁと思い.....。
自然のすばらしさとか、大切さをもっとたくさんの人に知ってもらわなくては
本当にこれからの日本はだめになってしまうという事が今日わかりました。

まずはすぐに自分ができること、
"ゴミを減らすこと"をしていきます。

聖司さん、沙織さん



【報告】6月26日

2011年07月13日

6月26日(日)に実施されたツーリズムには県外の方も
含め19名の方々が参加されました。雨が続く毎日でしたが
この日はお陰さまでお天気もなんとか持ち、小雨もご愛嬌で
シダジイの森が雨のしずくで輝いていました。

さて、最初は不法投棄現場へ


未だ地下10メールにある廃棄物
近くまで行くと、風にのって悪臭がし、50万トンとも60万トンとも
言われる廃棄物が不法投棄された現場を見ると、人間がしたことなのかと
本当に驚かされます。
石井さんによる私達に質問などをし、考えさせる内容は
興味深く、特にダイオキシンの話しは勉強になりました。


県の処理施設でビデオと今後の作業を聴く
そのビルから見える光景
左奥に「心の資料館」が見えます。
曇ってますが、海はきれいです。


35年前、事件が起こった。
砂川さんによる豊島住民が勝利を勝ち取るまでの
行政との長い年月の話しには、胸を打ちます。
砂川さんのお言葉、
「学ぶ島、勉強する島であり一人でも多くの方に知ってほしい」

休憩して、いざ339mの壇山へ



壇山から見る瀬戸内海は格別です。瀬戸内海はこんなに
美しかったのかと・・・しばし見とれてしまいます。
豊島はかつてミルクの島と呼ばれていました。
目の前に見える島には約450頭の牛がいましたが
酪農も無くなり、限界集落となってしまいました。


運転の途中、砂川さんが「僕はここから見る眺めの方が好きなんや」と
車を停め、・・・
皆、砂川さんの言葉を胸に静かに瀬戸の島々を
じーっと見つめていました。


 
 
 
今日は一日お疲れ様でした?!
砂川さんご説明ありがとうございました。
 島の人達の長い年月の努力が、これからの自分達の身近な生活に
変化となって現れれば・・・そして一人ひとりが行動に移すのが大事だと。
 「学びの島 豊島」で皆それぞれの想いを胸に後にしました。
(text&fhoto byはるちゃん)