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『川島猛とドリームフレンズ』 川島先生のお話 <少年期~東京に行くまで>

2016年05月25日

瀬戸内国際芸術祭2016の春会期が終わり、あと2ヶ月ほどで夏会期が始まります。
男木島で『KALEIDOSCOPE Black and White』という作品を展示している川島猛先生のお話のご紹介。

お伝えしたいことが盛りだくさんで上手くまとまらないので
<少年期~東京に行くまで>と<渡米~現在>に分けてご紹介します。


2016年3月男木島にて撮影


1930年1月、川島猛先生は香川県高松市で農家の長男として生まれました。今年、86歳。

小学校の頃から絵が上手で絵描きになりた川島先生。
 「絵を描くように、熱心に勉強すれば成績があがりますよ」
という担任の先生の一言で、お父様が絵を描かせてくれなくなったそうです。それでも隠れて描いていた絵が見つかって、お風呂を沸かすのに使われたので、そのころの絵は残っていないとか。


1943年、13歳で香川県立高松工業学校(現香川県立高松工芸高等学校)の航空機科に入学。
終戦の翌年、1946年に航空機科が廃止。機械科へ。
航空機科と機械科でデバイダーやコンパスを使っていたから今みたいな絵になったのかも、という川島先生。人の命に関わる飛行機の設計をしていたこともあり、ひらめきや思いつきで絵を描くことができないそうです。

卒業後はあらゆる技術を身に付けるためにいろんなことをしたり、山田等絵画研究所に通ってヌードデッサンを戦いのように描いたり、上京するために瀬戸内海を始め屋島・五剣山・八栗の絵を描いていたそうです。


1951年、21歳で上京。
絵を描くことに一番燃えていた時代。人が大好きな川島先生は待ちで見かける人物の絵をたくさん描いたそうです。工芸の校長だった小倉右一郎先生の『小倉アトリエ』に下宿したり憧れだった猪熊源一郎先生にもかわいがってもらっていた頃です。

1954年、24歳で武蔵野美術専門学校油絵科に入学。
1955年、25歳の時には高松三越ギャラリーで個展開催。
このころから、絵を描くことに大反対だったお父様も応援してくれるようになったそうです。

1956年、26歳で武蔵野美術専門学校を辞めて人体専門代々木絵画研究所へ入所。
ここは裸婦の研究所で、研究員兼用務員として入られました。
ごつっとして定規で描けるような男の人ではなく、ものすごく変化のある女の人の体の方が勉強になるから裸婦を描いていたそうです。

1959年、29歳。お父様の支援で三鷹市に『三鷹台アトリエ』を開設。
「絵を描きたくて描きたくて、発表したあと作品をおいておくと描く場所がなくなるから全部捨てていた」というほどだったそうです。



ここまでが渡米までのお話。


Archipelago Tour 始めます

2016年05月23日


香川・せとうちのオモシロいことを集めた『Archipelago Tour』を始めます。


ツアー第1弾メニューはカタマランヨットクルージング体験ツアー。
まずは朝、昼、サンセットの3メニューを準備しました。


5月18日(水)にはサンセットのデモクルーズを実施。

ドリンク(ビール!!)、市内で人気のパン屋さんの美味しいパン、有名かまぼこ店のかまぼこ、近くのスーパーで入手した郷土料理のお惣菜を持ち込んで18時に出発!

出発する時はまだまだ明るかったです。



マリーナを出てしばらく進むと、西の方にはオレンジ色の太陽が傾き始めました。

みんなでヨットのフロントに行って、写真を撮ったり、目がおかしくなるほど太陽を眺め、
ワイワイ大騒ぎ。



中山キャプテンもヨットを停めて、みんなのところへ。

そろそろサワラ漁が始まるよとか、地引網の漁師さんも出てくるよとか、
海の話をたくさんしてくれました。


そうこうしている間に、太陽はどんどん西に傾きはじめ、
大槌・小槌の方に沈み始めました。



もうこの頃になるとみんな無言。

みるみる沈む夕日をじっと見つめ、沈み切ったときには拍手が起こるほどでした。



写真で見るより何百倍も素晴らしい夕陽を見ることができました。

そんなツアーに是非参加してみませんか?


瀬戸内国際芸術祭 春会期の男木島へ

2016年04月15日


昨日のこと。
今週末で終わってしまう瀬戸内国際芸術祭春会期の男木島へ行ってきました。朝は停船勧告が出るほどの濃霧だったのですが、昼前からは見事に晴れました!

平日の12時高松港発のめおん2は座席はほぼいっぱい。甲板に立ってる人も結構いました。
さぬき弁、標準語、英語、中国語。いろんな言葉が飛び交ってました。


まずは腹ごしらえ!


島テーブルでサザエの炭火焼!



Cafe TACHIさんで『島のそうめん』!
最高気温が25度もあったので、冷たいそうめんが美味しい!



お腹が満たされた後は川島猛とドリームフレンズへ。
少しお手伝いさせていただいたところです。

行くとお昼時で、『めおんバーガー』を頬張ってるお客様が何人かいらっしゃいました!
作品は見に行ってからのお楽しみ!


お手伝いに行ったときにはまだ花が咲いてた梅の木に、実がたくさんついてました!


WATAYUKI いちご!

WATAYUKI レモン!

めおんバーガー!!!


今回は食べたい気持ちをグッと抑え、島散策へ。


途中でいくつかの作品を見ながら、アーキペラゴがお手伝いをしている漆の家へ。
入口にさりげなくお花を飾ってて、春らしいですね~。



漆の家から港へ戻るついでに豊玉姫神社にも寄ってきました。
男木のおじいちゃん、おばあちゃんが日向ぼっこをしてて和やか~。

そんな団らんグループの横を通り過ぎてびっくり!桜の花が散ってまるで絨毯です!
花が咲く前も、少し花が咲いたところも、満開もきれいですが、散ってもキレイな桜。



豊玉姫神社から見る男木島。
せとうちって本当にいいですね。

豊玉姫神社の鳥居さんが向いている西の方角には大槌・小槌があり、その間に竜宮城があるという伝説があるとか。。。。男木島の伝説もかなり興味深い!


駆け足でいくつかの作品を鑑賞し、キレイな景色を堪能。
15時男木島発のめおん2で高松へ戻りました。



が、最後には心残りのないように、フェリーが出る15分前に村上商店さんに駆け込み、タコの焼きそばとタコのてんぷらをいただきました!



瀬戸内国際芸術祭の作品は、是非、見に行ってくださいね!
間近で見ていただきたくて、作品の写真を掲載しておりません。

「食べ物の写真ばかり掲載してるじゃないか!」というご指摘を受けそうですが、今回の瀬戸内国際芸術祭では『食』もテーマになっておりますので、あしからず。。。


春の男木島も良いですが、夏の男木島も楽しみですね。



<瀬戸内国際芸術祭>
春会期: ~4/17(日)
夏会期: 7/18(月)~9/4(日)
秋会期: 10/8(土)~11/6(日)


明けましておめでとうございます。

2016年01月04日

皆さま、明けましておめでとうございます!

今年は丙申で『革命』の年で、うねりからもめ事が生じやすい年と言われるそうです。
それに「猿」が出てくることわざは「猿も木から落ちる」とかちょっとネガティブです。

しかし!
うねりに上手く乗って面白い革命を起こしたり、猿だからこそ木から落ちないように注意しながら
今年もいろんな活動をしていきたいと思います!

2016年もどうぞよろしくお願いいたします!!


瀬戸内国際芸術祭2016 前売券販売 3月19日まで!

2015年11月16日

2016年3月20日から始まる『瀬戸内国際芸術祭2016』。
作品鑑賞パスポート前売券の販売をしています。

◆前売券は瀬戸芸開催期間中に指定の引換所で『作品鑑賞パスポート』と引き換えてください。
 ※引換所: 各インフォメーションセンター・案内所・作品受付窓口
◆作品鑑賞パスポートは全シーズン(春・夏・秋)でご利用可能です。

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<作品鑑賞パスポート前売券販売期間>
 ~2016年3月19日(土)
 ※3月20日(日)からは当日券の販売となります。

<料金>
 一般 4,000円 / 高校生 2,500円
 ※中学生以下は無料です。

<アーキペラゴ販売日>
 平日(月~金)の9時から18時まで。
 ※上記以外の日時での販売をご希望の場合は事前にご連絡ください。
 ※年末・年始の休暇は除きます。

<お問い合わせ>
 ご不明な点についてはお電話、もしくはメールでお問い合わせください。
 TEL: 087-813-1001
 E-mail: info@archipelago.or.jp


大巻伸嗣「Liminal Air - core -」撮影:中村脩