瀬戸内海に浮かぶ7つの島々を結び、夏から秋と開催された
瀬戸内国際芸術祭2010。
あっという間に過ぎた105日・・・、いえいえ、振り返れば、始まりは、ずーとずーーと前でした。
「瀬戸内国際芸術祭との出会いの始まり」
瀬戸内国際芸術祭2010総合ディレクター
北川フラムさんと初めての出会ったのは、5年前の2005年秋。同じくフラムさんが総合ディレクターをされ、瀬戸内国際芸術祭の大先輩となる「
大地の芸術祭」についての講演会の依頼に、代官山にあるフラムさんの事務所
アートフロントギャラリーを訪ねました。
2005年12月9日
サンポートe--とぴあかがわで、北川フラムさん講演会を開催。行政の方や、地域づくりの関係者、一般の方にも呼びかけ、大地の芸術祭を通して地域で起こった出来事についてお話を伺いました。
講演会終了後、有志で交流会を開催。「心が震えた。」「感動した。」など、それぞれに感じたことをフラムさんに伝えました。そして、翌年開催される「大地の芸術祭2006」へ行くことを固く約束。
2006年7月
大地の芸術祭2006ツアー実施。お話だけでも感動しましたけれど、やはり行ってみないとわからない。初めての体験に参加者全員大興奮。
ガイドは、「大地の芸術祭」と「瀬戸内国際芸術祭2010」の公式ガイドブックを編集された永峰美佳さんにご案内いただきました。
(〜この年、大地の芸術祭で福武氏がプロジュースされた福武ハウスが誕生。〜 )
(〜北川氏と福武氏で瀬戸内国際芸術祭を構想〜 )
2007年
永峰美佳さんと直島の空き家を活用して初めてカフェを開いた大塚さんを招いて、トークショーを開催。@umie
2007年7月6日
(〜日本政策投資銀行シンポジウム「環瀬戸内連携に向けて」で、北川氏が瀬戸内国際芸術祭開催に向けて言及〜 )
2007年10月26日〜28日
シブヤ大学と連携し、瀬戸内の島々を教室に
アーキペラゴツーリズムを実施。
自分たちが住む足下に目を向ける有志により、各島への冒険が始まります。このツーリズムをきっかけに豊島の廃棄物対策豊島住民会議元議長 砂川三男さんたちとの交流が始まり、多くのことを勉強させていただきました。
●高松〜男木〜小豆島
●高松〜豊島〜小豆島
●高松〜直島〜小豆島
2008年3月14日
高松市立美術館講堂で、アーキペラゴ(旧INSかがわ)主催で、北川フラムさんをお招きして講演会「里山(大地の芸術祭)から里海(瀬戸内国際芸術祭)へ」を開催。
2008年4月
(〜瀬戸内国際芸術祭実行委員会が設立されます〜)
2008年6月13日
再びフラムさんをお招きして講演会&ワークショップ「瀬戸内国際芸術祭に向けて〜瀬戸内宝物探し〜」を開催。フラムさんに講演いただいた後、各島ごとにチームとなりミーティング。大切にしたい島の宝物をフラムさんに紹介しました。
2008年10月11日〜13日
瀬戸内IJUトラベルネットとのコラボによりアーキペラゴツーリズム第2弾開催
●高松〜豊島
●男木〜小豆島
●高松〜犬島〜小豆島
2009年3月
2009年7月・9月
2009年8月
瀬戸内国際芸術祭(勝手に)応援事務所を兵庫町商店街空き店舗に設置。
・瀬戸内国際芸術祭PR活動開始
・地域(島)の産物のPR&販売開始
・芸術祭に向けて、勉強会やイベントなど開催開始。
ガイディング入門講座
瀬戸内の考古学者乗松さんによる
「人々は瀬戸内海と、どう関わってきたのか?」
2009年9月
豊島で農薬を使わない米ぬか栽培米を作って、おにぎりやクッキーにして芸術祭に来られた方に食べてもらおう
PJ開始 。
2009年10月17日
こえび隊運営協力開始。(こえび隊募集、こえび隊サイト運営、勉強会の開催)
2009年11月 21日〜23日
アーキペラゴツーリズム第3弾を開催。瀬戸内国際芸術祭2010大島で展開された
「やさしい美術プロジェクト」メンバーに協力いただき「名人講座」を開催。この時参加された方が、大島のこえび隊として大活躍されました。
●大島
名人講座
●豊島〜小豊島
●男木島
2009年12月
こえび新聞発行開始
2010年1月
2010年2月
瀬戸内の島・海・アートを応援するネットストア
「アーキペラゴ・ストア」の運営開始。島で出会った宝物を、全国の皆さまに届けます。瀬戸内国際芸術祭公式グッズも販売。
2010年3月
島の宝物情報リーフ「島日和」発行開始
2010年6月
島の宝ものと瀬戸内国際芸術祭を巡るマップ「島日和まっぷ」発行
2010年7月
地域の方に協力をいただき、豊島の歴史的宝物
片山邸の再生開始。
片山邸のシンボルでもあるれんが造りの煙突から煙りが出たときは感涙。
期間中は、カフェ&宿泊所として、芸術祭に来訪される方をもてなしました。
2010年7月19日
高松うみあかりPJに、
「こども×芸術士チーム」として参加。
兵庫町商店街に、保育所のこどもたちと芸術士で作った41対ものミニあかりが並びました。
会期中は、こえび隊事務局の運営協力にはじまり、川島猛とドリームフレンズの
想い出玉が集まる家」&「川島猛とドリームフレンズの学校」の運営。
「漆の家」をサポート。
そして、、
これからもアーキペラゴは、瀬戸内国際芸術祭を応援し、瀬戸内地域の暮らしが心豊かになるよう尽力して参ります。 どうぞ応援してください。活動にご参加いただける方、お気軽にご連絡ください。