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『せとうちばなし 第1話』

2017年07月10日


7月8日(土)、まちのシューレ963でこえび隊によるトークイベント『せとうちばなし 第1話』がありました。

アーキペラゴの三井理事長がゲストとして参加しました。



瀬戸内こえびネットワークの甘利さん、香川県庁の増田さん、三井理事長が、瀬戸内国際芸術祭が始まるまでのことを詳しく話してくれました。


2004年、直島まるやがオープン。そしてこの年に地中美術館もオープン。
もう13年も前のことです。このころから直島に海外からたくさんの方が訪れるようになったんですね。
でも、香川県民はまだまだ直島のことをあまり知らず、あまり訪れることもなかったと思います。
このころから『瀬戸内』『島』『アート』をキーワードにした動きがポツポツと出始めました。



翌2005年からはめまぐるしい動きが始まります。
県庁の増田さんがにぎわい創出課に配属され、三井理事長が北川フラムさんを訪ねた年です。

『適材適所』な配置と、出会うべき人たちが出会ったことで、『瀬戸内国際芸術祭』が始まるまでの道筋がすーっと引かれたんでしょうね。


2006年に越後妻有で開催された『大地の芸術祭』を視察し、同年10月5日には瀬戸内国際芸術祭の構想が発表されました。

2007年には北川フラムさんと当時の真鍋知事が対談。
夏にはボルタンスキー氏がせとうちの島々を訪問したそうです。

この年の10月26日~28日、『アーキペラゴ』という名前になるきっかけでもある、シブヤ大学の校外学習『アーキペラゴツアー』が開催されました。


2008年には瀬戸内国際芸術祭実行委員会が設立され、そして、ボランティアサポーターの名前が『こえび隊』に決まりました。


2004年から2008年の間には、他にもいろいろなことがありました。

聞けば聞くほど、行政と民間と市民(県民)が揃わなければ継続的な開催ができていなかっただろうな、と感じます。


瀬戸内国際芸術祭の始まりを知ることができたと同時に、NPO法人瀬戸内こえびネットワークと私たちアーキペラゴのそれぞれの役割やお互いのつながりについて考えるきっかけにもなりました。


せとうちばなし 第2話』は7月22日(土)に宇野港で開催される予定です。

各話ごとに違ったテーマの話が聞けるので、第1話を逃した方でも楽しく参加できそうですね!


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