香川にあるバス会社さんの1つ、琴参バスさんが企画する『讃岐うどんめぐり』ツアー。
夏休みに入ったある月曜日。午前プランに参加しました。
韓国から来た若い女性グループや家族連れ、東京から参加した女性や親子連れなどがたくさんいて、
ツアー始まって以来の人数の方が参加していたようです。
行ったお店は『山越うどん』さんと『宮武うどん』さん。
このツアーは、曜日、参加する時間帯などによって、めぐるお店が異なります。
バスの中ではガイドさんがずっと香川のうどんの説明をしてくれます。
アーキペラゴから2名参加しましたが、2人とも生粋の讃岐っ子。
ガイドさんの説明を聞いて、改めて知ることがあったり、「そうそう、その通り!」と相槌打ったり
お話を聞くのもなかなか楽しい。
めぐるお店の店長さんのおススメランキングなんかもあって、初めての人でもとても安心。
1軒目の『山越うどん』さん。釜たまで有名ですね。
(讃岐っ子の私ですが、この時初めて行きました)
ここでのチョイスはやっぱり釜たま。
釜でゆでたうどんをそのままお椀に入れ、生卵とネギをトッピング。
出汁をかけてよく混ぜていただきます。
サイドメニューは釜たまのお出汁で煮たじゃがいもを揚げた、じゃがいもの天ぷら(数量限定!)。
午前中で2軒行くのが分かっているのに、「定番」と「人気」と聞けば外せません。
夏休みとはいえ平日の午前中なので、並んでいたのは数人だけ。
スムーズに入れ、しかも、おいしい1軒目でした。
2軒目までの約15分はまたまたガイドさんのお話を聞きます。
うどん好きのガイドさんのお話はとてもおもしろくて、全く退屈しません。
『宮武うどん』さんの店長のおススメはひやあつとゲソ天。
暑い日だったことと、お腹がいっぱいだったこともあり、敢えてひやひやとちくわ天。
(讃岐っ子はどうしてもうどんと天ぷら1品を手に取ってしまいます)
"ひやあつ"も"ひやひや"もかけうどんのことです。
"ひやあつ"は温めない冷たいうどんに熱い出汁をかけること。
"ひやひや"はうどんも出汁も冷たい状態。
韓国から来た女性は「DIPして食べたい!」とざるうどんをご注文。
名前はわからないけど、食べ方はよく知ってるんですね~。
いろんな地域や国の人たちとうどん屋さんに行くと食べる速さが違ったり、
地元民の自分たちが当たり前と思ってることが通じなかったり、
オモシロい発見もあるし、コミュニケーションを取るのも楽しい。
生粋の讃岐っ子でもとても楽しめるツアーでした!
ツアーメニューにはうどん屋さんだけをハシゴするものと、
うどん屋さんと香川の名所をめぐれるものと、いろいろあります。
なかなかオモシロい企画ですね。
讃岐うどん・味・アートめぐり