午後最初に案内していただいたのが本島のパワースポット(!?)
長徳寺のもっこくの木を案内して頂きました。樹齢約450年!!
ちょうど桶狭間の戦いがあったくらいからある木。
本島が塩飽水軍として栄えたのが秀吉の時代かららしいので、
ちょどその一連の塩飽の歴史を見守ってきた木です。
法然上人さんが75歳、
讃岐に配流された際に最初に滞在した場所が塩飽本島の専称寺 。
この場所には島の年寄(塩飽諸島を納めていた長)のお墓もあります。
ちなみにこのお墓も、お参り用のお墓と位牌を納めておくお墓と2種類あるんだそう!
一歩進むだびにストーリーが潜んでいます。
そして専称寺から自転車で数十m。
急に景色が変わり。。。。
古民家の町並みが急に姿を現します!!
うわーーーーー!!
と思わず声を上げてしまいました。
本島のパンフレットで見てはいたものの、
ここまでしっかり町並みが残っているとは思いませんでした。
現在30棟ほどの塩飽大工による家が残っています。
この空気感は行かないと分かりません。
最近のカメラは本物以上によく見せれちゃったりしますが
ここの風景と空気感は写真だと半減。
実際の場所に流れている海の近くの空気を含めて体験したい場所です。
いやー、本当にびっくりしました。
瀬戸内の島にこんな場所があるなんて!
瀬戸内の島々のルーツは海運によってもたらされた
他地域の文化と瀬戸内の風土が融合し発展して来たもの。
京都にのこっているような町並みが、
塩飽大工の手によって船の骨組みを利用してその土地の物となり、
かたちづくられています。
そしてこの笠島集落に2カ所、この古民家に宿泊できる場所があります。
古民家民宿 やかた船
大倉邸
たかた船さんは中も見学させて頂いたので
後日ブログにて紹介させて頂きます!
笠島集落では空家も多くなり、どうやって維持していくかが課題。
途中、島で最後の1人となった塩飽大工のおじいさんが通り過ぎて行きました。
笠島集落に隣併せて港も。
その後島を自転車で一周。
島が1週12kmほど。自転車で1時間半、ゆっくり回って3時間ほどです。
こんな場所あるんだ!!
と感動しっぱなしの1日。
ここは瀬戸内に住んでいたなら1度は訪れておかないと本当にもったいない!
ぜひとも島の方のガイドさん付きで。
(本当におすすめ。島に潜むストーリーと出会わせてくれます)
今回案内して下さった、
塩飽本島観光案内所さんのブログも日々の島での発見が綴られていておすすめです