やってきました!色とりどりの船が並ぶ丸亀港。
旅客船のみが出入りする高松港とは雰囲気がまた違います。
高松市から車で小1時間。(駐車場が港の目の前に併設(100円/30分))
またJR丸亀駅(高松駅から約25分/片道540円)からも徒歩10分程度と便利です。
ちなみに丸亀港から本島までは往復で1010円。
高松市の男木・女木に距離的にも料金的にも同じくらい。
ほんじま丸に乗り込み。。。。
瀬戸大橋を眺めながら船に揺られる事約30分。
本島へ!!
今回、本島を案内して下さったのが
塩飽本島観光案内所の三宅さん。
「定年後は故郷のために」と昨年から島コンシェルジュとして活躍中。
島の歴史・文化を丁寧に説明して下さいます。
まずは島のお父さん手作りの模型を使って今日巡るコースの相談。
ちなみに余談ですが、この模型を作ったお父さん曰く
「山に引いている線は道路じゃなくて
自分が子供の頃に山遊びして歩いた山道を思い出しながら書いたんだ。」
とのこと(笑)
ただの案内用模型ではなく、お父さんの思い出も詰まった模型です。
国指定史跡塩飽勤番所。
そもそも本島を含む塩飽諸島は江戸時代、豊臣秀吉・徳川家に唯一、
島民による自治が認められていた地域の中心島。
塩飽勤番所は島民の長4名(年寄)を中心に、塩飽諸島の政を行った場所でした。
写真にある縁側のような場所で実際に裁判が行われていたそう。
現在、この場所は塩飽水軍に関する資料館になっています。
江戸時代1798年に作られた築約210年(昭和52年に復元工事が施行されています)の建物。
屋根も少し丸みががかっていますが
この当時の流行か or 船作りを得意とした塩飽大工の技術によるものか
と2通りの説があるそう。
海運が盛んだった江戸〜明治維新にかけてのお話が盛りだくさんで本当におもしろい!
個人的にはこの冬に読んでいる柳宗悦さんの「民芸四十年」の「日本の眼」と
勝手にリンクさせてお話を聞いていました。(本来の内容は別かもしれませんが)
日本の濃ーい文化を今だ感じられる場所だと感じます。
瀬戸内の海運・島々のルーツを知るとても貴重な時間。
自分の足で見て回るのも面白いのですが
島の見過ごしそうな風景・その場所に眠っているストーリーを語ってくださる
三宅さんをはじめとする島のボランティアガイドさんにお願いするのがおすすめです。
ガイド1名 ¥2,000-/3時間(1〜20人まで何名でも一律)
事前予約(前日まで可、ただしなるべく早めがありがたいそうです。)
お問い合わせ先 塩飽本島観光案内所 0877-27-3877
お昼は「こんぶうどん」をいただきました。
盛りだくさんの1日だったので、別のブログに続きます〜