植松さんの大豆プロジェクト、今回はいよいよお味噌づくり。
気になるお味噌の作り方ですが
①12月にとおみにかけた大豆を一日かけて蒸かし、
②しっかり麹菌が全体に行き渡った13日に作った米こうじをほぐします。
③分量を計り(大豆が多いと赤いお味噌、麹が多いと白いお味噌になるんだそう。お好みの量で。)
お塩は(米こうじ+大豆)×1,2〜1,3。。。。。となると29Kg!!??
と一時騒然となりましたが、どうやら自然の家に張ってあったメモ書きは
(米こうじ+大豆)×1,2割〜1,3割と割が割愛されていたよう(笑)
今回は麹と大豆が合計27kgだったため、約2,9kgのお塩を入れました。
(ちょっと少なめ。。。)
④お塩と大豆と麹を手でまぜまぜまぜ。
⑤ミンチにかけるとお米のつぶが少しのこる、まるでモンブランのような見た目。
ちょっと食べてみるとしょっぱい〜けれどほんのりお味噌の香り。
自宅で作る際はつぶさずにそのままでもおいしくできるとのことでした。
⑥丸めて。。。。。。
「こんにゃろー!!」
力一杯、お味噌を樽に叩き付けます。
なるべく空気が入らないように、そして時々手に焼酎を付けて消毒するのがポイント。
「ストレス解消にぴったりやろ〜。
嫌な事あった日はお父さんの顔を思い浮かべてやるんよ〜。」
といいながらきゃっきゃっしている島のお母さん達。
「わかる、わかる」と女性は強しです(笑)
⑦あとは約半年、寝かせて待ちます!!
来年7月の土用の丑の日くらいが食べ頃になるそう。
そもそもの始まりが
「今は遺伝子組み換えとか輸入した大豆ばかりで本当に国産の大豆で作ったお味噌とかなかなか食べれないでしょう。豊島で作ったお豆は本当においしいのよ。」
というるつ子さんの想いからはじまりました。
お豆腐、お味噌、醤油、納豆など現在、日本の食卓には欠かせない大豆。
そんな大豆の自給率はわずか約5%ほど。
そんな貴重な大豆を使った日本古来の発酵食品。
今回を機会に作れるようになりたいです。
その地域の味を知り、また自分たちの子供の世代にもつないでいけるようになりたいな〜
貴重な体験をたくさんさせて頂いて本当にありがとうございます!
最後にみんなで集合写真。
お味噌作りを教えてくれた島のお母さん達、参加して下さった皆さま、
ありがとうございました!!
とっても楽しい時間でした。
お昼はまた児島さん宅にお邪魔させていただきました!
この日は瀬戸内芸術祭の時に豊島で活躍していたメンバーが勢揃いしていたようで
大人数での食事。
この日も児島さんの話も本当にためになるのです。
なんというか誰が聞いても、
そのときその時の自分の立場に置き換えて自分だったらどうすればいいんだろう。
と考える事のできる言葉。
そんなお話をしてくれる素敵な方の多い島です!
来年も何か島での体験教室を準備中です!
ぜひ参加して、そこに住む素敵な方たちと出会うきっかけとなると嬉しいです。