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【実施しました!!】2018年度 第1回せとうちクリーンアップinつた島

2018年05月30日

集合写真 たくさんごみを拾ったぞ!!


 5月27日 日曜日、三豊市仁尾町にある無人島の蔦島で今年度第1回目となるビーチクリーンアップ活動を行い、31人の参加者が汗を流しました。
 天気に恵まれ、気持ちいい潮風を感じながら大型ごみ袋65袋(170kg)の漂着ごみを回収することができました。


アイスブレーキングで身体と頭の準備運動


各グループで活動


 最初にアイスブレーキングで身体と頭の準備運動をした後、各グループに分かれて国際海岸クリーンアップ(ICC)の実施方法や活動時の留意点を聞いてからクリーンアップスタートです。


クリーンアップの様子

クリーンアップの様子

ICC調査の記録

ふりかえりと気づきの共有

 ICC手法を取り入れて活動を行ったことで、どのようなごみが多いかを参加者に知ってもらうことができました。参加者から「カキ養殖用のパイプは見たことはあったが、何に使われていて、どこから流れてきているのかを知れて良かった。」「遠くから見たらきれいな島でも、ごみが多くて残念。これからもごみ拾いで海をきれいにしたい。」などのコメントがありました。
(今回の調査で個数が多かったごみ:①カキ養殖用まめ管297個 ②硬質プラスチック破片190個 ②カキ養殖用パイプ157個)
 この結果は、春のクリーンアップキャンペーンとして一般社団法人JEANへ報告し、今後の海ごみの発生抑制につなげるデータとしてもらいます。JEANホームページのクリーンアップ情報


海ごみ、お宝漂着物の話

色々なお宝漂着物

 クリーンアップの後には、今回拾ったごみはどこから流れてきて、拾われなかったごみはどこに流れていくのか?このごみによって困る生き物についての話がありました。
 また、お宝漂着物紹介では色々なキューピー人形やおもちゃ、きれいな貝殻などの紹介があり、参加者からは笑いありで楽しく活動をする方法のヒントがあったように思います。


マイ食器・ボトル利用による使い捨てプラスチックの削減

マイ食器で里海ランチ

里海ランチの様子

 使い捨てプラスチックの利用削減のため、マイボトル・マイ食器の利用促進の話も行いました。
自分で持ってきた食器やボトルを使って、里海山ランチをいただきました。青空の下、海をながめながら恵みをいただきのは格別です。


島からごみの運搬

 島でのクリーンアップだったので回収したごみを処理するのも大変でしたが、参加者に協力してもらい運搬しました。参加者、協力者の皆さんありがとうございます。


第4回せとうちクリーンアップin小豆島(池田)を実施しました!!

2018年03月25日

3月24日土曜日 小豆島の池田で今年度4回目のクリーンアップを行い、全体で45人の参加がありました。
天気にも恵まれ、春の海風をあびながらの活動となりました。


集合写真

活動の流れやICC(国際海岸クリーンアップ)調査の手法を使ったクリーンアップ方法、漂着ごみの紹介をした後、各グループに分かれてクリーンアップをスタートしました。


クリーンアップの方法を説明

グループで説明

グループで説明

クリーンアップの様子

ICC調査をしながらクリーンアップ

色々な種類のごみがあるなぁ~

子どもたちは、海のお宝漂着物を探すビーチコーミングを体験しながらクリーンアップを楽しみました。
貝殻やヒトデ、ウニ、ビーチグラスなどを拾って喜んでいる姿がありました。


お宝漂着物

クリーンアップの後にはICC調査でチエックした海ごみの種類と数を発表してもらい、全体で共有しました。
今回もプラスチックやプラスチックシートの破片が多い結果になり、「拾ってみると想像以上にごみが多かった」「回収する場所によって多いごみの種類が違うことに気が付いた」などの意見がありました。


調査の結果発表 子どもたちも発表

今、世界的な海洋汚染問題となっている「マイクロプラスチック」についての話をしました。
マイクロプラスチックはどのように生まれて、海の生き物にどのような影響を与えているかについてパネルを使いながら説明をしました。


マイクロプラスチックの問題について

里海ランチは井上誠耕園さんに協力していただきました。
小豆島のオリーブオイルや塩などの恵みが使われており、今回も大好評の里海ランチになりました。


食、里海ランチについての説明

里海ランチ

里海ランチ


モニタリング調査(土器川&沙弥島)を行いました。

2018年03月01日

土器川上流で川ごみ調査


 2月25日土曜日に香川県主催で行われた「土器川&沙弥島のモニタリング調査」のお手伝いをしました。
ビーチクリーンアップリーダー育成講座(2/18開催)を受講していただいた3人の参加もあり、全体11人で活動を行いました。
 普段は海岸でクリーンアップ活動が多いのですが、今回はごみがどこから流れてきているのかを調べるために土器川の上流、中流、下流の調査と土器川の河口に近い海岸となる沙弥島で調査を行いました。


放置されている空き缶(上流)

樹木にからまるビニール(中流)

頑張って拾っています(中流)

ごみを探せ!何があるかな?(下流)

下流で調査

ゴミが多い(下流)

 どのような種類のごみが多いのかを知るために″川ごみの調査表″を使ってごみの種類ごとに個数を数えながらクリーンアップを行いました。
 参加者からは「上流から下流に行くにつれてごみが多くなっている」、「海ごみに比べて形がそのままの物が多い」「ペットボトルやビニール、レジ袋がすごく多いのに気付いた」など意見がありました。


ICC用紙に記入しながらクリーンアップ

海岸クリーンアップの様子

ハングル文字のごみを発見!!

1日のふりかえり

 最後の調査場所の沙弥島海岸ですが、まち中を流れ、集められたごみが多く漂着しており、タバコフィルターや食品トレイや破片、レジ袋などが多くありました。

 活動を終えた後ですが、自主的にもっと海岸をきれいにしたいとクリーンアップをする参加者がいました。追加で大型のごみ袋4袋分を拾い、目立つごみはおおよそ回収できました。
このような方々が増えていただければ、もっと豊かで美しい瀬戸内海へとなっていくと思います。

引き続き、モニタリング調査を実施しますのでこちらもよろしくお願いします。
○3月11日(日)春日川&浦生海岸調査


ビーチクリーンアップリーダー育成講座を行いました!!

2018年02月19日

2月18日日曜日 香川県主催の「ビーチクリーンアップリーダー育成講座」のお手伝いを行いました。
講師として、一般社団法人JEANから小島あずさ氏を招いて最新の海ごみ事情や取組み、ICC(国際海岸クリーンアップ)、マイクロプラスチックの調査方法について受講生の方々と一緒に話を聞きました。


海ごみって何?


はじめに、海をめぐるごみはどこから流れてきて、どこへ流れていくか、海ごみの問題について多くの写真や活動事例を用いて説明いただきました。
海ごみ問題は、国境がない、生物への影響、水産品への影響などがあり、最近の認識としては「海ごみ問題⇒プラスチック問題」となっており2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)でもその対策が急務として取り上げられているようです。
プラスチック問題の中で、プラスチックが小さな破片となってその個数が増え続けているのがマイクロプラスチック問題です。
「海のプラスチックごみの量は2050年までに重量ベースで魚の量を上回る」との予想にはビックリです。


国境を越える海ごみ(生き物の体内から出てきたプラスチック)

プラスチックごみはどこへ行く?

午前の講座の後半は、マイクロプラスチックの分類体験。
海岸から採取した5mm以下のごみの中にはどのようなマイクロプラスチックがあるかをピンセットを使って分けていきます。
分けてみると、硬質プラスチックの破片や袋の破片、人工芝、繊維状のものなどがあり、思っている以上に多くのプラスチックや種類があることに気づきました。
また、どの参加者も「これら破片化して小さくなったものを回収するのはすごく大変!!」と認識があり、破片化する前に拾うことや原因となるごみを出さないようにする発生抑制の重要性に気づいてもらえました。


マイクロプラスチックの分類体験(説明)

夢中になって分けています!!

分けたマイクロプラスチック

午後からは、海岸へ行きICC(国際海岸クリーンアップ)の実施方法やマイクロプラしチックの採取方法についての実習でした。
ICCの調査方法は、はじめに海岸にある漂着ごみを参加者全員で採取し、その後ICCカードにある項目に分類しながら個数を数えます。
参加者同士、話をしながら協力して集めたり個数を数えたりするのもこの手法の楽しさの1つです。
今回、トップ3で多かった項目はプラスチックシートや袋の破片、タバコフィルター、硬質プラスチック破片でした。


海岸でクリーンアップ実習


ICC手法を使ったクリーンアップの説明


漂着ごみを分類

ICCデータシートへチエック

多かった蒸着ごみを発表

マイクロプラスチックの採取方法は、決まった範囲の表層の砂を取って、水の中に入れ、水より比重が軽く浮いてくるプラスチックを網で採取します。
きれいだと思っていた砂の中に想像以上に多くのプラスチックが浮いてくるのを見て参加者は驚いていました。


マイクロプラスチックの採取方法紹介

水に浮くマイクロプラスチック

最後、参加者からは「楽しく海の環境を知る活動ができた。普段は山の環境の話をしているが、今後は海の話も含めて周りの人にも伝えたい。」などの感想がありました。
参加いただいた皆さんありがとうございます。

引き続き、モニタリング調査を実施しますのでこちらもよろしくお願いします。
○2月25日(日) 土器川&沙弥島

○3月11日(日)春日川&浦生海岸調査


集合写真


第3回せとうちクリーンアップin浦島(積)

2017年12月05日

みんなで集合写真


事前事後 きれいになりました!!

浦島太郎が宝物を積んで帰ってきた場所との伝説が残る荘内半島の積で「第3回せとうちクリーンアップin浦島(積)」を行いました。
地元で活動を行っている積楽しまん会の方々の参加協力などもあり、全体で50名の参加者があり114kgの漂着ごみを回収することができました。


ICCクリーンアップ手法)と活動の流れ説明


ICC調査、クリーンアップの様子


子どもたちも参加してくりました


子どもたちが拾ったお宝!!


ふりかえり、参加者から感じたことを発表


今回も、ICC(国際海岸クリーンアップ)手法とビーチコーミング(お宝さがし)を取り入れて、楽しみながら気づきのあるクリーンアップが出来たように感じます。
参加者からは「こんなごみ拾いをするのは初めてで、カキ養殖用まめ管やプラスチック破片などが思った以上に多かった」などのコメントがありました。
(調査の結果:個数が多かった漂着ごみ⇒①ガラスや陶器の破片破片=407個 ②発泡スチロール破片=274個 ②プラスチックシートや袋の破片=205個)


お宝漂着物紹介


お宝に子どもも大人も興味深々


海ごみの話(生き物への影響)


クリーンアップの後には「海ごみ問題」と「お宝漂着物」についての話があり、海を漂うごみを動物がエサと間違って誤飲や誤食したり、ロープや網が絡まる問題など人間以外でも困っている生き物がいることについて知ることが出来ました。また、身近にある海岸をきれいにすることが遠い海にすむ生き物たちを守ることにつながっていることも知れました。


海の恵みについて話

海の恵みを使った里海ランチ

地元の海で採れたひじき

マイ食器の利用

マイ食器を使って里海ランチ試食

活動の最後には、海の事により興味を持ってもらい、ごみその物を出さないようにするため、海の恵み、マイボトル・食器の利用促進についての話を行いました。
その後に、使い捨て食器を使わずに恵みを味わう里海ランチを海を眺めながら楽しみました。