2018年10月28日日曜日 さぬき市津田のふるさと海岸でビーチクリーンアップを行いました。
企業や外国人留学生の参加もいただき、全体で41名の参加者と一緒に、7kgの漂着ごみを回収することができました。
定期的に海岸クリーンアップが行われていている場所で、大きなごみが少ないものの破片化して小さくなったごみが多くありました。これらの破片化したごみを多くの手で回収することができました。
クリーンアップでは、国際海岸クリーンアップ(ICC)手法を使って調査と回収を行いました。
結果からも分かるように、カキのまめ管や破片化したプラスチックの破片が多くなっていました。
結果:①カキ養殖用まめ管924個 ②硬質プラスチック破片433個 ③プラスチックシートや袋の破片136個
この結果は、一般社団法人JEANを通じてアメリカの環境NGOに報告をして海ごみ発生抑制の基礎データになります。
参加者からも「最初はきれいに見えていた海岸だけど、実際にごみを拾ってみると小さくなったプラスチックのごみが多い事に驚いた。」などのコメントがありました。
海ごみについての話では、近年マスコミなどに取り上げられているマイクロプラスチックの問題や海外における海ごみの状況などについて話ました。話題になっているのもあり、多くの参加者が興味をもって話を聞いてもらっていました。(話のあとには、参加者から多くの質問もあり)
協力をいただいた讃岐朝市さんから、地域の環境保全の話や海の恵みについて話をしていただきました。
恵みを味わう体験では、シラス丼、鯛の浜焼きを試食しました。
試食もごみを出さないように、参加者に持参していただいたマイ食器を使ってプラスチックごみを減らせる体験も行いました
活動の後にはなりますが、参加した子どもの親から、「子どもが学んだ海ごみの話をしたり、海に貝殻拾いに行きたいなどの話をしたりと楽しみながら多くの事を学んでもらえた」などの話がありました。