浦島太郎が宝物を積んで帰ってきた場所との伝説が残る荘内半島の積で「第3回せとうちクリーンアップin浦島(積)」を行いました。
地元で活動を行っている積楽しまん会の方々の参加協力などもあり、全体で50名の参加者があり114kgの漂着ごみを回収することができました。
今回も、ICC(国際海岸クリーンアップ)手法とビーチコーミング(お宝さがし)を取り入れて、楽しみながら気づきのあるクリーンアップが出来たように感じます。
参加者からは「こんなごみ拾いをするのは初めてで、カキ養殖用まめ管やプラスチック破片などが思った以上に多かった」などのコメントがありました。
(調査の結果:個数が多かった漂着ごみ⇒①ガラスや陶器の破片破片=407個 ②発泡スチロール破片=274個 ②プラスチックシートや袋の破片=205個)
クリーンアップの後には「海ごみ問題」と「お宝漂着物」についての話があり、海を漂うごみを動物がエサと間違って誤飲や誤食したり、ロープや網が絡まる問題など人間以外でも困っている生き物がいることについて知ることが出来ました。また、身近にある海岸をきれいにすることが遠い海にすむ生き物たちを守ることにつながっていることも知れました。
活動の最後には、海の事により興味を持ってもらい、ごみその物を出さないようにするため、海の恵み、マイボトル・食器の利用促進についての話を行いました。
その後に、使い捨て食器を使わずに恵みを味わう里海ランチを海を眺めながら楽しみました。