創立60周年を迎える香川県漆芸研究所。
「平成27年度研究生・研究員」の募集が開始されました。
同じような研究所は、全国に香川と輪島の2カ所のみ。
輪島にある研究所を修了したのち、香川の研究所へ入る人もいるようです。
香川県漆芸研究所では、
素地作り(形をつくる)から髹漆(漆を塗る)、デザイン、彫りまで、
一つの作品や漆工品を作るために必要な全ての工程の実習、研究をおこなっています。
香川漆芸の3技法(蒟醬・存清・彫漆)の漆芸実習はもちろん、
日本画・素描・造形・木彫・籃胎・髹漆・木工・茶道の課程もあります。
そして、もう一つ、香川県漆芸研究所の大きな魅力の一つは、
重要無形文化財保持者(人間国宝)から直接指導を受けることができること。
技のみならず、人間国宝の生き方や、ものの見方、美しいものの探求・創造...。
漆芸のみならず、生きていくために大切なことを学ぶこともできるでしょう。
チャンスは(研究生は)35歳まで。
詳しくは、こちらをご覧ください。